3年連続の全国へ
岡崎・幸田の選抜チーム
U15全国KWB野球秋季大会へ
硬式と軟式の中間に当たる特殊なボールを使った野球の全国大会「第12回U15全国KWB野球秋季大会」(10月7〜9日、千葉県内)に、岡崎市と幸田町の中学3年生21人で構成される「岡崎幸田選抜チーム」が愛知県代表として出場する。3年連続で通算4回目。(横田沙貴)
同大会は地方予選を通過した33チームが出場し、トーナメント方式で試合が行われる。岡崎幸田選抜チームは予選に当たる愛知大会で優勝し全国に駒を進めた。
チームには例年、部活動を引退した3年生が参加。週末に幸田町北部中や岡崎市南中で合同練習している。愛知大会は平成22年以降毎年出場しており、27年は全国準優勝を果たした。
今回の愛知大会は、準決勝まで失点なしで勝ち進んだ。決勝戦では愛知地区選抜チームに苦戦。2回表で3点を失ったが、2、3回裏で点を取り返し4―3で逆転勝ちした。
監督の清水敏行教諭(南部中)によると、今年の選手は守備が安定しており、チャンスで確実に加点する勝負強さを持ち、ピンチでも落ち着いたスキのないチームだという。
副主将で投手の市川剣君=南部中=は「目標は先輩たちの成績を超える優勝。失点を抑えてみんなの役に立ちたい」と意気込みを語った。
幸田町内の選抜選手6人は25日、大須賀一誠町長に全国出場を報告。大須賀町長は「3年連続出場は、日ごろの練習の成果だと思う。ぜひ、いい結果を幸田町に持ってきてほしい」と激励した。