東海愛知新聞バックナンバー

 8月6日【日】

巨大桶太鼓「みそ六」担ぐ

岡崎城下家康公夏まつりの象徴

岡崎市籠田町の籠田公園前で4日、岡崎城下家康公夏まつりのために作られた巨大桶太鼓を披露する「八丁味噌仕込み大桶太鼓総担ぎ」が行われた。市民有志ら約150人の手で巨大桶太鼓「みそ六」が担ぎ上げられ、来場者は新たなシンボルの誕生を歓迎した。

みそ六は、八丁味噌の仕込みに使用されていた味噌桶の底板などを再利用して作られた桶太鼓で、直径が6尺6寸(約2メートル)であることなどから名付けられた。担ぎ棒が取り付けられた重量は2トンを超えている。

この日は、製作を主導した三浦太鼓店(岡崎市六供町)の三浦和也さんらが太鼓の上に座り、太鼓の大きさにひけをとらない長さのばちで太鼓を演奏。担ぎ手の掛け声と太鼓の力強い音色が響き渡り、見守っていた観客から大きな歓声が沸き起こった。(大山智也)