東海愛知新聞バックナンバー

 7月25日【火】

一人親の就労を支援

8月 岡崎市役所と幸田町役場に臨時窓口

岡崎公共職業安定所(ハローワーク岡崎)は8月1日から1カ月間、岡崎市役所内と幸田町役場内に臨時窓口を設置し、児童扶養手当受給者の就労を支援する取り組み「出張ハローワーク! ひとり親全力サポートキャンペーン」を行う。(竹内雅紀)

昨年に続き2度目の開催。児童扶養手当の現況届提出時期の8月に合わせて、役所や役場内に設けた臨時窓口で、仕事についての悩みなどを打ち明けてもらおうという狙いがある。厚生労働省が推進しており、各地のハローワークが実施している。

市役所では西庁舎南棟1階にある就労サポートセンターに開設。祝日を除く月〜金曜の午前9時〜午後5時で対応する。町役場では4、18の両日午前10時〜正午に臨時相談窓口を開く。正社員求人の情報提供や紹介のほか、「仕事を探しているが、見つからない」「今の仕事よりも条件のよい仕事を探している」「もう一つ仕事を探している」などといった相談にも乗るという。

児童扶養手当は父母の離婚や死別などによってどちらかの親と生活をする18歳以下の児童がいる父や母が受給対象。18歳到達後の最初の3月31日まで支給され、児童1人の場合は月額で最大4万2,290円となっている。現況届提出の対象者は岡崎市内が約2700人(6月末現在)、幸田町内は238人(7月12日現在)。