「岡崎城下家康公夏まつり」が7月30日から8月6日まで、岡崎市内で開かれる。今年はメーン会場の中心市街地一帯のほか、イオンモール岡崎や新東名高速道路岡崎サービスエリア(SA)、「わんPark」を含む額田地区を新たなサテライト会場に位置付け、市内全域に拡大して展開する。(今井亮)
メーン会場は岡崎公園多目的広場、岡崎城、籠田公園、伝馬通り。8月3日から5日にかけて、タレントによる特設ステージや花火大会(5日)のパブリックビューイング、やぐらを囲んで踊る盆踊り(泰平おどり)、八丁味噌を100年間仕込み続けた老舗八丁味噌蔵「カクキュー」の桶で作った大太鼓(重量2トン以上)を約150人で担ぐ「総担ぎ」などがある。
各サテライト会場ではカクキューで8月3日午後5〜9時、「昭和」をテーマに歌謡のステージ、けん玉、めんこ、ベーゴマといった遊びを楽しんでもらうコーナー、地元食材を使ったグルメの出店がある。
新たにサテライト会場に加わるイオンモール岡崎では「おかざき大夜市」(8月2日午前11時〜午後9時)と題して、屋外駐車場の一部、店内のセントラルコート、ショッピングモールを会場にステージイベント、親子そろばん体験などがある。
額田地区では、わんParkでものづくりワークショップ、泥んこ遊びのほか、くらがり渓谷、夏山、鳥川、千万町など各地区でイベントを企画する。
岡崎SAではまつり最終日の6日、市内約20団体のチームがよこさい鳴子踊りを披露し、フィナーレを飾る予定。竹水鉄砲選手権大会もある。午前11時〜午後6時。
主催する岡崎城下家康公夏まつり実行委員会は市内全域に会場を拡大することで、昨年を約1万5000人上回る12万人の来場を見込んでいる。吉田修実行委員長は「市制100周年の次の100年につながる企画を市内全域で考え、幅広い世代に楽しんでもらえるまつりにしたい」と話した。