県水を除いた岡崎市内の配水率77.3 %のうち、52 %を占める基幹浄水場「男川浄水場」が、水道週間の7日まで一般公開されている。
東に隣接して整備が進む新たな浄水場の通水開始を今年12月に控え、昭和40(1965)年の通水開始から50年以上が経過した現在の浄水場を見学できるのは最後の機会となる。
一般公開では職員の案内で、浄水場の南を流れる乙川から水を取り入れる取水口をはじめ、水中に混ざる不純物を取り除いたり、殺菌消毒・ろ過したりする設備を見ることができる。
また管理棟では下水道に関するパネルや災害トイレ、住宅内の浸水を食い止める簡易止水板などを展示している。
一般公開は午前9時〜午後4時。希望者は直接浄水場へ。
3日は新浄水場の建設現場が午前と午後に分けて公開され、事前に申し込みのあった計60人が参加した。市上下水道局によると、新浄水場は6月にも建設を終え、通水開始までに試運転を行う。(今井亮)