岡崎三大祭りの1つとされる神明宮大祭が13日、岡崎市元能見町の神明宮(加藤和子宮司)で始まった。初日のこの日は、あいにくの雨だったが、年に1度の祭りを盛り上げようと氏子総代らが奮起していた。
午前9時30分からは境内で重量700〜1400キロの山車8台のお祓い。通常は山車小屋から出した状態で行われるが、雨の影響で小屋に入ったままの簡略式で実施。厳かな雰囲気で神事が進められ、氏子11町の関係者らが山車引きの安全を願った。その後、雨にぬれないようにビニールなどを掛けた状態で山車を小屋から出して各町に出発した。
ほかに本殿で前日祭、神楽殿で乙女の舞などがあった。きょうは午前8時から御神輿渡御、各町の山車引きは午後1時から、クライマックスの山車宮入りは7時20分からの予定。(竹内雅紀)