茶臼山の麓に位置する長野県売木村で10月8日、同村主催の“日本一過酷"なマラソン大会「うるぎトライアルRUN」が開かれる。岡崎市出身で同村陸上競技部監督と大会プロデュースを務めるランナーの重見高好さん(34)は、幅広く参加を呼び掛けている。
定員はフルマラソン(制限時間7.5時間)とハーフマラソン(同5時間)で計235人、スキーのスティックを使って6キロを歩くノルディックウオーキング(同2時間)が15人。午前7時30分〜8時30分に受け付け、9時にフルマラソンとハーフマラソン、9時15分にノルディックウオーキングがスタートする。
同村役場を発着点に、無人を含む3〜7カ所の給水所が設けられ、村で生産されたトウモロコシやヤギの乳を原料としたチーズケーキ、自然豊かな村で取水できる水で作ったスポーツドリンクなどが提供される。ゴール後は、参加者を対象に同村で取れたアマゴの塩焼きや生産された焼き肉、白米などの食事がある。
フルマラソンコースの難関は8カ所の峠。フル、ハーフともに標高は800〜1,200メートルで、高低差は約400メートルに及ぶ。重見さんによると、初めて開かれた昨年は参加者のうち8割が愛知県からの参加で、参加者の98%が完走したという。
9月20日まで参加者を募集している。参加資格は高校生以上の男女で、体調管理ができる人。参加費はフルマラソンが5,000円、ハーフマラソンが3,500円、ノルディックウオーキングが2,000円。
問い合わせは、うるぎトライアルRUN実行委員会(0260―28―2000)へ。