岡崎市上佐々木町の岡崎石工団地内で22日、石の掘り出し市「団吉くんまつり」が始まった。岡崎石工団地協同組合(宮本隆理事長)主催。きょう23日まで。(竹内雅紀)
掘り出し市は今年で20年目。団地内の50事業所が石に関する疑問や相談を受けたり、事業所によっては石製品を通常の半額以下で店頭特別販売したりしている。
毎年人気の巨石引きや工場見学ツアーも盛況で、親子連れが石と触れ合い、楽しんでいた。約3トンの重さの巨石引きでは大人と子どもが協力して石を引き、少しずつ動き始めると歓声が上がった。巨石割りはきょう午後2時からの予定。
特設ステージではバンド演奏などが披露された。ステージ下には同団地に社会見学で訪れた小学生らが作ったモザイク壁画が飾り付けられた。また、石工団地神社の鳥居前には屋台が設置され、食事しながらステージ観戦をする人の姿もあった。マスコットキャラクター・団吉くんも団地内を練り歩いた。
柴田昌司実行委員長(52)は「初日は天気に恵まれて良かった。例年は日曜の来場者の方が多いので、あすも期待したい」と話していた。
午前9時〜午後5時。問い合わせは、実行委員会事務局(31―3823)へ。