市制施行101年目を迎えた岡崎市。昨年の市長選で再選を果たした内田康宏市長が「ものづくり」に並ぶ観光の産業化を図る中、平成18年に策定された観光基本計画アクションプランが改定された。
アクションプランは今年度から平成32年度までを期間とし、内田市長が目指す「観光産業都市」実現に向けて「公民連携による観光推進」を掲げる。
26年度の実績を基準にした目標指標では、経済効果を23億円増の404億円(32年度)に設定。このほか、観光客は施設利用とイベント来場で36万人増の619万人(同)、宿泊者数は3万人増の42万人(同)としている。
また、徳川家康が生まれた岡崎城の知名度を生かしたコスプレーヤーの集いや大河ドラマとのコラボレーション、市観光協会の法人化を含めた観光推進体制の確立など、5つのプロジェクトを重点に位置づけた。(今井亮)