岡崎市内の公立小学校で6日、平成29年度の入学式が行われた。3803人の新入生は学校生活への期待や不安を胸に一歩を踏み出し、在校生も新たな仲間を迎え入れて新学年のスタートを切った。(大山智也)
28人(男子15人、女子13人)が入学した常磐南小学校では、全校児童123人のほか新入生の保護者らが入学式に出席。太田一弘校長は「ぴかぴかのランドセルを背負い、わくわく、どきどきしながら入学の日を待っていたと思います。何か困ったことがあれば、頼りになるお兄さんやお姉さん、先生たちに言ってください」と話した。
続いて、新入生の自己紹介の時間が設けられ、在校生と対面する形で1人ずつ名前を紹介。はきはきと元気よく話したり、緊張して声が小さくなってしまったりと、その様子はさまざま。在校生を代表し、6年の志賀愛音さんが「入学おめでとうございます。きょうから『ときなん生活』を楽しんでいきましょう」と温かい言葉で歓迎した。
式の最後には、同校和太鼓クラブの5、6年生が和太鼓演奏を披露。新入生が抱える新生活への不安を吹き飛ばすよう、全身を使って力強い和太鼓の音色を響かせ、頼りになる上級生の姿を見せた。