岡崎市制施行100周年記念事業「岡崎モータースポーツフェスティバル」が12月11日、岡崎中央総合公園で開かれる。モータースポーツファンの拡大を図りながら交通安全を啓発しようと、初めて企画された。
見どころは岡崎市出身で元F1レーサーの中嶋悟さん、レーサーとして活躍する中嶋さんの長男・一貴さん、次男・大祐さんの“中嶋ファミリー”によるレーシングカーのデモ走行。悟さんは26年前の現役時代に参戦したF1世界選手権で乗った「ティレル019」、一貴さんは今年の全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦した「トヨタSF14」、大祐さんは3年前のスーパーGTに参戦した「ホンダGT」をそれぞれ運転する。
一貴さんと大祐さんは19日、イベントを主催する「岡崎モータースポーツフェスティバル実行委員会」とともに同市役所を訪れ、イベントをPR。一貴さんは「身近な場所でモータースポーツの迫力を味わってもらい、交通安全にも協力したい」、大祐さんは「自動車をもっと身近に感じてもらえるイベントにして、この地域に根付く自動車産業の発展につなげたい」と話した。
会場では中嶋親子のトークショー、出展企業の自動車最新技術の紹介、交通安全啓発イベントなどもある。(今井亮)