東海愛知新聞バックナンバー

 9月14日【水】

岡崎舞台に自主映画

リバーシブルと愛知産業大学
国内外スタッフで制作

岡崎市制施行100周年記念事業「新世紀岡崎チャレンジ100」の採択事業として、同市を舞台にした自主制作映画が10月1日から11月末まで撮影される。企画したタウン誌発行会社「リバーシブル」と愛知産業大学は、同大出身の林一嘉監督や国内外のカメラマンらを撮影スタッフに迎え、来年2月の公開を目指す。(今井亮)

映画のタイトルは「ろくならべ」。自然科学研究機構基礎生物学研究所の渡辺英治准教授=行動生物学=によると、市内の六供町、六名、六ツ美地区、六所神社といった地名や寺社仏閣は、北東―南西の方角で結ぶほぼ一直線上に点在。市外では北東の線上に豊田市の六所山、長野県小諸市六供町、山形県寒河江市六供町があるという。

その仮説をもとに、映画は「六」にまつわる地名などが並ぶことで保たれている均衡が崩れ、岡崎市内でさまざまな事件が起きるという内容。危険を予知する女子高校生と、同じ高校の同級生で新聞部に所属する生徒3人が事件の真相に迫っていく。

主演は企画者側のオーディションで決まった愛知学泉大学3年の横山一葉さん。映画のために作曲されるオリジナル主題歌の歌い手もオーディションで決まる。

企画者側は主役級の男子高校生を務める男性2人、エキストラ、アシスタントディレクター、メーク係など総勢100人程度のボランティアを募集している。問い合わせは、岡崎プロモーションプロジェクト実行委員会(Eメールアドレスokazakipromotion.movie@gmail.com)へ。