岡崎市籠田町の籠田公園であす21日正午から、高校生と大学生が企画・運営を行うイベント「WE CAN STAND UP」が開催される。午後7時ごろ終了予定。市制100周年記念事業「新世紀岡崎チャレンジ100」採択事業の1つ。
メーンイベントの討論会は、午後4時40分開始予定。「奨学金制度」をテーマに有志の大学生7人と、中根康浩、青山周平両衆院議員、元小学校教員、岡崎青年会議所会員―の計11人が意見をぶつけ合う。
また、討論会前には、大学生有志がバンド演奏や弾き語り、漫才、キッズダンスなどを予定。さらに、同市竜海中学校吹奏楽部もゲスト出演する。
同イベントは、高校生が主体となって平成19年の第1回からこれまで7回開催。2年ぶりの今回は、大学生有志のボランティア団体「DASH MAN」のメンバーらが中心となって運営する。
実行委員長でDASH MAN代表の川西健太さん=南山大学1年=は「近年、貸付型奨学金の返還延滞など、奨学金に関するさまざまな話題が報道されている。その影響で実行委員会メンバーに奨学金制度について不安を感じる人が多いことからテーマに決めた」と説明。「日本の財政や教育制度、卒業後の学生の社会への関わり方などにも議論の広がりが予想される。さまざまな世代の人に参加してもらいたい」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは、川西さん(080―5120―0368)へ。(横田沙貴)