岡崎市中心部に特化した無料地域情報誌「corin(こりん)」がこのほど、完成した。15日から市内の公共施設や商店などで配布される。市街地の活性化事業などを展開するまちづくり岡崎が製作。A4判全32ページのカラー刷りで、市役所周辺から岡崎城周辺までの店舗やイベント情報、地図、特集記事など、エリア内での街歩きを楽しむのに役立つ情報が掲載されている。(大山智也)
巻頭特集は、11日に岡崎を含む県内3市で始まった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」に関連し、芸術に関する店舗に注目。イベント情報では、星に見立てたLEDボールを乙川に流す「岡崎泰平の祈り」、今年で11回目を迎える「岡崎ジャズストリート2016」といった8〜11月のイベント情報が紹介されている。
お得なサービスが受けられるクーポンも付属する店舗情報ページは、
―といったジャンル別に、70店舗を掲載。周辺を通るだけでは分からない、各店舗の特徴や魅力が一目で分かる。
食事やイベントなどの役立つ情報を1冊の情報誌に集約し、多くの人にまち歩きを楽しんでもらうことで活気創出・消費拡大につなげようと、2月ごろから製作が進められてきた。自身もエリア内で飲食店を営む副編集長の長谷川伸介さんによると、多くの人に足を運んでほしいという思いから、三河弁で「おいで」を意味する「こりん」と名付けたという。
発行部数は1万部。掲載店のほか、エリア内の岡崎信用金庫各支店、名鉄東岡崎駅構内市観光案内所、図書館交流プラザ(りぶら)などで配布される。またエリア内で開かれるイベントでは、一部の情報を抜粋したダイジェスト版の配布も予定されている。次号は、来年4月15日発行予定。問い合わせは、まちづくり岡崎(23―7666)へ。