東海愛知新聞バックナンバー

 7月8日【金】

田んぼアート見頃

岡崎市藤川町 100周年記念で制作

岡崎市藤川町の国道1号北側の水田で、市制100周年を記念して制作された田んぼアートが見頃を迎えている。

南北に隣接する水田2枚にわたって描かれた約8000平方メートルの巨大田んぼアートは、愛知産業大学創作活動同好会がデザインを担当。南側には「おかざき市制100周年」の祝いの言葉とオカザえもんの顔、北側には6月から新たに市の花に指定された桜と岡崎の夏の風物詩となっている打ち上げ花火が、黒、赤、黄、緑、白の5色のイネで色彩豊かに表現されている。

多くの市民に市制100周年の記念行事に参加してもらおうと、5月に同市農林業振興推進実行委員会などが一般参加者を募って田植えを実施。田んぼアート南側に設けられた見晴らし台では、田んぼアートを写真に収めようとする人の姿が見られる。

見頃は8月中旬まで。9月25日に稲刈りが行われる。

協賛金を募集

岡崎市農林業振興推進実行委員会市制100周年記念事業「田んぼアート」プロジェクトチームは現在、協賛金を募っている。

今年の田んぼアートは、家康公400年祭で実施した昨年よりも見晴らし台の足場を強化したり、駐車場の確保をしたりした関係で総事業費が100万円近く増加した。7月末までに50万円を目標に協賛金を募る。

協賛金は1口1万円。個人、法人は問わない。協賛者名は見晴らし台に掲載される。「市制100周年を祝い、盛り上げるためのご協力を」と呼び掛けている。問い合わせは、プロジェクトチーム事務局 (23―6198) へ。(大山智也、竹内雅紀)