東海愛知新聞バックナンバー

 7月6日【水】

出生率3年ぶり増

岡崎市 人口統計資料を発行

岡崎市は、人口の推移などをまとめた統計資料「岡崎市の人口 平成28年版」を発行した。4月1日現在の市内の人口は38万3493人で、前年同期比0.7%(2729人)増となった。

自然動態では昨年1年間の出生が3850人で、前年比168人増。平成24年から3年連続で減少していた出生数が増加に転じた。

一方、死亡者数は2947人と121人増え、昭和54(1979)年以降で最も多かった。出生数から死亡者数を差し引いた増減は903人で、増加率は5.49%(47人)増だった。

年齢別では、0〜14歳は5万7258人で0.07%(39人)の減少に対し、65歳以上は8万2911人で3.25%(2612人)増加した。全人口に占める65歳以上の割合は21.62%。

世帯数は昨年1年間で3056世帯増加。1世帯当たりの人口は2.64人で、0.03人の減。学区別の増減率は、連尺学区が3.51%と最も増加し、対照的に下山学区は2.71%と最も減少した。

外国籍の人口は全人口の2.44%に当たる9370人で919人増えた。ブラジル(31.69%)、フィリピン(17.28%)、中国(17.16%)、韓国・朝鮮(14.92%)が国籍内訳の約8割を占める。

岡崎市の人口はA4判110ページ。1部580円。市役所西庁舎1階の市政情報コーナーと企画課統計班(東庁舎5階)で販売している。(今井亮)