幸田町のふるさと納税制度「こうたふるさと寄附金」が好評だ。20日閉会の町議会6月定例会で委託料など5,200万円を含む計8,140万円の一般会計補正予算案が原案通り可決された。
同町総務課によると、17日午後5時現在の寄付状況は721件1,732万5,000円。今年度当初の目標額2,000万円に迫る勢いだとして、目標額を8,000万円にした予算の追加計上を行った。
同制度は、5月にリニューアル。1〜20万円の寄付額に応じた返礼品を寄付者にプレゼントする。楽天のふるさと納税ポータルサイトを活用したネット申請とクレジットカード支払いができる。
返礼品は町内に事業所や工場などがある9つのパートナー事業者が用意。旬の農産物や伝統工芸品などのほか、同町荻の宿泊施設「天の丸」のペア宿泊券、同町桐山の「幸田サーキットYRP桐山」のレンタルカート走行券、高性能寝具「エアウィーヴ」といった返礼品もある。
人気のエアウィーヴは132件1,190万円の寄付を集めた。同商品を返礼品として受け取るのに2〜20万円の寄付が必要だが、中には30万円を寄付して15万円分の寄付でもらえる商品2点を手にした人もいるという。(横田沙貴)