東海愛知新聞バックナンバー

 3月23日【水】

経済効果22.8億円

岡崎 昨年実施の振興券と建設券

岡崎商工会議所は22日の通常議員総会で、昨年7月から12月まで実施した地域振興券(プレミアム付き商品券)の実績報告を行った。

岡崎市内の消費需要喚起、地域経済活性化を目的とした「おかざき振興券」(発行総額9億6,000万円)と「おかざき建設券」(同4億4,000万円)の換金率は99.9%と99.8%でともに高水準。ほとんどの購入者が使用した結果となった。また、経済波及効果は振興券14億3,000万円、建設券8億5,000万円の計22億8,000万円と推計されている。購入者や取り扱い事業者へのアンケートにおいても好評で、事業者からは「効果があった」「今後も参加したい」などの声が多かった。

振興券は1296店、建設券は233事業所が参加。2,000円分得する振興券は58.1%、5,000円分得する建設券は52.6%の当選確率だった。

総会では、平成28年度事業計画・収支予算書案をはじめとする5議案を可決した。(竹内雅紀)