光ヶ丘女子高校合唱部は3月28日午後6時から、刈谷市総合文化センターアイリス大ホールで第39回定期演奏会を開催する。部員102人と同校OGで組織された「HIKARIBRILLANTE」、部員の保護者有志の「瑠璃色の会」のメンバーの計約150人が「響け! 届け! 39! ―100人分のありがとうをあなたへ」と題して、仲間や友人、後輩や恩師、家族らに感謝の気持ちを歌で届ける。(横田沙貴)
定演は、1年間の成果を披露する場として企画され、毎年この時期に開催。今回は39回という開催回数から「感謝(=サンキュー)」をキーワードに編成を考えた。
公演は3部構成。第1部は部員とOGによる合唱で、作曲家信長貴富さんの合唱曲「くちびるに歌を」より「白い雲」、「不可思議のポルトレ」より「アウギユスト」、「東北地方の3つの盆唄」より「さんさ踊唄」などを歌う。信長さんの楽曲は各コンクールの課題曲として多く採用されており、同部も歌ってきた。昨年夏には信長さんが来校し、直接指導を受けた。指揮は、全国各地で活躍する雨森文也さん。同部の全国コンクール出場時に指揮を執っているが、定演出演は2回目。信長さんにも招待状を送っており、部員らは2人の恩人に成長を見せようと意気込んでいる。
第2部は、1、2年がハンドベル演奏、3年がゴスペル2曲、HIKARI BRILLANTEと瑠璃色の会が2曲を歌う。3年生の「Amen」は来場者も一緒に歌うことができる。
第3部は、「感謝」を題材にしたポップス3曲。部員が候補曲を1人3曲提案し、人気の高かったAIさんの「Story」、絢香さんの「ありがとうの輪」、星野源さんの「SUN」を選んだ。3年生が考案したオリジナルダンスに合わせて、部員全員の歌声を響かせる。
部員らは昨年12月のクリスマスイベント終了後に定演へ向け練習を開始。HIKARI BRILLANTEとの合同練習は週2回行っている。
次期部長で2年の板津美穂さんは「歌も踊りも頑張って感謝の気持ちを皆さんに届けたい」と意気込んでいる。入場料は全席指定で800円。定員1500人。同校事務室でチケットを販売している。問い合わせは、同校(51―5651)へ。