東海愛知新聞バックナンバー

 1月27日【水】

岡崎も返礼品導入へ

4月末から ふるさと納税制度

岡崎市は4月末からふるさと納税制度を利用して同市に寄付をした人に対して返礼品を提供するサービスを始める。使途目的がシティプロモーションの推進、市内産業の活性化につながる項目に該当する1万円以上の寄付者(個人)に適用。平成20年度から始まったふるさと納税制度で、これまで同市は寄付者への返礼品サービスは行っていなかった。2月10日(午後1時30分〜、7時〜)には、市役所分館で返礼品用の商品やサービスを提供する事業者を募る説明会が開かれる。

事業者は市内に事業所がある法人や個人事業主で、返礼品は市内で生産・製造・加工・サービス提供がされ、安定供給・岡崎のPR・市内での販売の要件も満たすもの。寄付金が1万円以上2万円未満は4,000円程度、2万円以上3万円未満が8,000円程度、3万円以上5万円未満が1万2,000円程度、5万円以上10万円未満が2万円程度、10万円以上が4万円以上―の5区分となっている。募集の締め切りは2月23日。説明会希望者は当日までに市商工労政課(23―6215)へ連絡。

同市へのふるさと納税の累計(27年末現在)は18件で1,249万5,000円。(竹内雅紀)