冬型の気圧配置が強まった20日、西三河の各地域では早朝から雪が降り、通勤・通学に大きな影響を及ぼした。(竹内雅紀、佐宗公雄)
岡崎市内では今季初の積雪となった。市消防本部によると、朝日町の中消防本署屋上で午前8時に8センチを記録した。
岡崎署によると、管内(岡崎市、幸田町)では午前9時ごろまでに人身事故10件以上、物損事故120件以上の通報があったという。また、家の屋上で転倒してけがをした男性など3人が救急搬送された。小学校によっては1限目を雪に触れる授業に切り替えるところもあった。
豊田市内では小原地区や下山地区で最大20センチの積雪を記録。足助地区では地域バスやスクールバスの一部路線が運休し、市内全体では自転車運転中に川に転落した人の救助など6件の救急出動があった。
西尾市ではコミュニティーバスで一時運転を見合わせたほか、佐久島渡船も強風の影響で一部運休した。
幸田町はコミュニティーバスが終日運休となった。