東海愛知新聞バックナンバー

 1月10日【日】

合格しますように

岡崎 岩津天満宮で進学祈願大祭

学問の神様・菅原道真を祭る岩津天満宮(岡崎市岩津町、服部憲明宮司)で9日、恒例の進学祈願大祭が始まった。境内には朝早くから市内外の受験生やその家族らが訪れ、にぎわった。

本殿で祈祷を済ませると、受験生らは願掛け絵馬にそれぞれの思いを書き入れた。孫の学業成就を願う祖母や、絵馬への記入方法を子どもに教える親、奉納しようとした絵馬が落下して「縁起が悪い」と落ち込む女子生徒を「気のせいだ」と慰める塾講師、掛けた絵馬の前で手を合わせて「合格、合格、合格」と必死に唱える女子生徒などさまざまな光景が見られた。

また、絵馬だけでなく、おみくじを引いたり、なでると頭が良くなると伝わる「撫で牛」に触ったりして「合格のためにあやかれるものは全てやっておきたい」と真顔で話す男子生徒もいた。

進学祈願祭はきょう10日とあす11日、16、17日に行われる。(竹内雅紀)