岡崎市主催の「岡崎城下家康公秋まつり」があす7日と8日、同市の中心市街地一帯で開かれる。岡崎公園多目的広場・乙川右岸河川敷では「商工フェア」や「農林業祭」のほか、今年新たに市環境部や上下水道局などが出展。ジャズイベントを集約した「岡崎JAZZ November2015」のスタートを飾る岡崎ジャズストリートなども開催され、一帯を盛り上げる。（今井亮）

多目的広場の商工フェアでは、同市の親善・観光交流都市やゆかりのまちの物産品販売、飲食・体験など50ブースが出展予定。会場に設けられるステージではグレート家康公「葵」武将隊の演武、県警音楽隊の演奏、大声対決、キッズダンス、和太鼓演奏などが披露される。

乙川右岸河川敷ではご当地アイドルのライブや特殊車両の展示、クイズゲーム、工作体験などを通して消防、交通、環境、農林業、上下水道、動物愛護、福祉、文化をＰＲする。

乙川からは社会実験の「岡崎城下舟あそび」と題して、午前10時から午後4時まで船が無料運行。8日は同市出身のジャズボーカリスト、今岡友美さんが船上でミニライブを披露する「和船でジャズ」もある。出航時間は(1)午前10時(2)同10時40分(3)同11時20分―の3回。

会場外では7日正午から岡崎ジャズストリートのオープニングパレードがある。付近の春ビルでは岡崎呉服協同組合が着物を貸し出す。乙川左岸河川敷の「秋空てづくり市」では60店舗が手づくり品を展示・販売する。名鉄東岡崎駅前の岸本歯科駐車場では、岡崎明大寺商店街振興組合がフリーマーケット（8日）を開く。

両日は午前8時から市役所東西立体駐車場、県西三河総合庁舎、明神橋公園がいずれも臨時駐車場となる。