東海愛知新聞バックナンバー

 9月29日【火】

江戸の文化を堪能

岡崎城まつり 「天下泰平鍋」4種類登場

家康公四百年祭の岡崎でのメーンイベントの1つ「岡崎城まつり」(10月30日〜11月3日、岡崎公園多目的広場)の詳細が28日、発表された。郷土の英雄であり、天下泰平の礎を築いた徳川家康の軌跡をたどり、江戸時代の食や暮らし、娯楽をテーマに岡崎城下で5日間繰り広げられる。(竹内雅紀)

初日は午後4時にスタート。家康公四百年祭おかざきPR隊長の「はんにゃ」が登場する。また、野村又三郎一門による薪狂言もある。さらに、会場では

  1. 三河地鶏の八丁味噌鍋「ふるさと鍋」
  2. シカのひきずり鍋「将軍鍋」
  3. 八杯豆腐鍋「江戸鍋」
  4. 牡丹鍋「葵鍋」

―の4種類の天下泰平鍋が一度に味わえる(限定400食、価格未定)。4種類の鍋は31日から日替わりで1日1種類限定400食(800円前後の予定)販売。容器の特製鍋はプレゼントされる。

会場中央に設けられる直径13メートルの大型ドームでは「家康公夢シアター」と題した映像(約10分間)が上映される。死去間近の家康が自身の生涯を振り返り、死後魂が岡崎に帰るまでを物語にした。

ステージでは、漫談や落語、講談、長唄など。最終日午後には「本能寺の変」などの史実を軽快なリズムに乗せて面白く伝える2人組「エグスプロモージョン」が登場する。ブースは江戸のまちを再現するよう装飾を施し、紙甲冑を着てスポーツチャンバラ(有料)が体験できる遊び広場や、木曽馬の乗馬(同)が楽しめる東海道五十三次旅気分のコーナーもある。

午後8時まで(最終日は午後5時まで)。31日以降は午前10時から。入場無料(一部有料)。問い合わせは、岡崎市観光課(23―6384)へ。