県立岩津高校生活デザイン科3年の治明里さんが、日本デザイン文化協会(NDK)愛知支部主催の「NDKフレッシュコンテスト2015」の作品制作部門で優秀賞を受賞した。同校ではコンテストが始まった5年前から参加しているが、同部門での入賞者は初。(横田沙貴)
作品制作とデザイン画の2部門があり、「未来」をテーマに作った。作品制作部門には愛知、岐阜両県の高校生、短大生、専門学校生が計545点応募。予選に当たるデザイン画審査を通過し縫製された92点からグランプリをはじめとする計12人の入賞者が選ばれた。
治さんは紺色のサテンを使ったドレス「shine」を出品。「夢が叶う」という花言葉の青いバラから思いつき、作品名と形状には「輝いた未来が花開く」という願いを込めた。先端にラインストーンが付いた花びら状のサテンが約150枚取り付けられており、光が当たるときらきらと輝く。針金や下着のパニエでスカート部分にボリュームを出した。治さんは「将来はヘアメークの仕事がしたいので今回の経験を生かしたい」と話した。
治さんのほか、同校からは作品制作部門で3人、デザイン画部門では6人が入選した。
入選者は次の皆さん(全員3年生)。