家康公400年祭の節目を迎え、徳川家康生誕の地・岡崎ではさまざまな手段を使って岡崎の観光や魅力をPRしている。このほど、ミニガイドマップが完成し、ゆかりの地を巡るビンゴラリーが始まった。(竹内雅紀)
ミニガイドマップは市内の観光資源をテーマごとにまとめたもので「岡崎開運の旅シリーズ」という別名が付けられている。点在する歴史遺産や観光スポットを組み合わせてストーリー性があるまち歩きやドライブが楽しめるよう紹介している。今回、新たに8種類のコースが加わり、約2年がかりで全21種類のコースがそろった。
A4判の両面カラー刷り。折り畳んで持ち歩きができるようになっている。それぞれ2万部作製。市役所や各支所、ビジネスホテル、観光地など市内約40カ所で専用ケースに入った状態で設置されている。
ビンゴラリーは、徳川家康公顕彰400年記念事業で「家康公葵旅」と命名。スマートフォンやタブレット端末の無料アプリ「ちずコレ」を活用して岡崎市、豊田市、浜松市、静岡市、静岡県内にある徳川家康ゆかりの地27カ所を巡るスタンプラリーとなっており、12月26日まで実施している。
岡崎市では岡崎城、大樹寺、伊賀八幡宮、六所神社、滝山東照宮が選ばれ、豊田市では松平郷がチェックポイントに選ばれている。各チェックポイントに設置された専用スタンドにスマホなどをかざしてスタンプを獲得し、1列以上そろうと豪華景品が抽選で当たる。
1等の葵賞は、オリジナル純金小判。そのほかには、ご当地ブランド牛や徳川家康グッズセットなど。
問い合わせは、岡崎市観光課(23―6384)などへ。