日本郵便東海支社（名古屋市）は20日、「六ツ美悠紀斎田お田植えまつり」を題材にしたオリジナルフレーム切手の発売を前に、岡崎市と悠紀斎田100周年記念事業実行委員会に切手を贈った。

大正4（1915）年、旧六ツ美村（現岡崎市中島町）で行われた大嘗祭やお田植えまつりの写真、まつりのイメージキャラクターなどがあしらわれている82円切手10枚分の切手シート。1シート1,230円（税込み）。22日から六ツ美、岡崎法性寺など市内南部地区の13の郵便局で計1000シートを販売する。

贈呈式では岡崎郵便局の深尾佳正局長が内田康宏市長に、六ツ美郵便局の冨田光宏局長が実行委員会の野村弘会長に切手を手渡した。内田市長は「伝統行事を子どもたちに伝える大切さを知るきっかけになれば」、野村会長は「100年という大きな節目の年に記念切手ができるとは思っておらず、感無量です」と話していた。