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 4月3日【金】

5日に家康行列

岡崎 800人の時代絵巻

岡崎の桜まつりのメーン行事「家康行列」が5日、岡崎市内中心街一帯で行われる。甲冑を着た武将隊列や美しい衣装に身を包んだ姫列など約800人が勇壮な時代絵巻を展開し、本格的な春の到来を告げる。(竹内雅紀)

今年で59回目を迎える行列は、家康公400年祭の節目の年とあって例年よりも100人多い。伊賀町の伊賀八幡宮で午後1時に出陣式があり、30分後に出発。籠田公園前や明代橋、名鉄東岡崎駅前などを練り歩き、ゴールの乙川河川敷を目指す。距離は約3.5キロ。

県警音楽隊を先頭にして、交通少年団、安全安心・多文化共生すすめ隊、市消防音楽隊と続く。顕彰400年PR隊にはオカザえもんやお笑い芸人「はんにゃ」、昨年秋の商工フェアで選出された「岡崎城RULI姫」などが登場する。さらにコ川宗家18代当主・コ川恒孝さんや徳川四天王各家の当主らもオープンカーに乗って参加する。

朝鮮通信使、グレート家康公「葵」武将隊、少年武者などに続いて於大の方、築山御前、亀姫、千姫の女性隊列。岡崎三郎信康、井伊直政、本多忠勝の後に、竹千代、松平元信、松平元康、松平家康、“総大将”の徳川家康。家康の幼少期からの変遷をたどることができる。家康の後ろには榊原康政、酒井忠次の各隊列が練り歩く。

乙川河川敷では家康公検定PRイベントや火縄銃実演が行列到着前にある。午後3時30分すぎの模擬合戦では家康の旗印「厭離穢土欣求浄土」のきっかけにもなった大樹寺でのエピソードを再現する。

天候次第では河川敷イベントが中止になったり、行列の内容が一部変更になったりすることもある。当日は午前10時から専用電話(0180―99―1133)で開催情報が確認できる。