平成26年分の所得税・復興特別所得税・消費税・地方消費税の確定申告の受け付けが16日、始まった。初日のこの日は関係者らが各地で早期申告・納付を呼び掛けた。所得税は3月16日まで、消費税は3月31日まで。(大山智也、竹内雅紀)
岡崎市羽根町の岡崎合同庁舎南側広場で、街頭広報車の出発式が行われた。岡崎納税貯蓄組合連合会(山本雅樹会長)と岡崎間税会(田口竜也会長)の共催。
関係者約30人が出席。山本会長は「アベノミクスによる景気回復の動きが進む中、昨年の消費増税もあり、国民の税に対する関心が高まっているのを実感している。3月16日までの1カ月間、早期申告と期限内完納をお願いします」とあいさつした。
この後、街頭広報車が出発。岡崎税務署管内(岡崎市、幸田町)を巡回して、早期申告と期限内完納を呼び掛けた。
東海税理士会岡崎支部(松井寛人支部長)は無料税務相談所を岡崎市、幸田町内に8カ所開設し、前年所得400万円以下の納税者への対応を始めた。申告書の受け付けも行う。最近多い相続税の相談は「4月以降にお願いしたい」としている。
相談所は岡崎信用金庫本店、福祉会館、ぬかた会館、岡崎商工会議所、幸田町商工会、六ツ美商工会、あいち三河農協本店、同矢作支店。岡崎信金本店は3月16日まで、そのほかは2月中に終了する。岡崎信金本店と福祉会館では電子申告の代理送信が可能。
土、日曜を除く午前9時30分〜午後4時。問い合わせは支部事務局(25―6622)へ。