東海愛知新聞バックナンバー

 1月17日【土】
実益求め集う

異業種ビジネス交流 BNI

TATSUKIチャプター

ここ数年、全国で大小さまざまな異業種交流会が立ち上げられている中、岡崎市内では「BNI TATSUKIチャプター」が、今最も勢いのある交流会として注目を集めている。新たなビジネスチャンス獲得へとつながる実益ある異業種交流の実現へ向け、会員たちは熱心に活動している。(大山智也)

同会は平成23年4月に市内初のBNIチャプターとして発足した。現在は会員35人が所属しており、毎週水曜日午前7時から同市小呂町のアンフレールで定例会を行い、交流を深めている。

定例会では「ウイークリープレゼンテーション」と題して、出席者が自社の業務内容や求める顧客像を、1人1分という短時間で発表。プレゼンテーションの後は、前回の定例会から1週間で、どのような成果を上げたのか、途中経過を含む活動実績を報告する。

こうした情報共有の場を定期的に設けることで、寄り合いのような異業種交流ではなく、同会が目的として掲げる「会員同士の顧客紹介を通じたビジネスの発展」を実現している。

定例会の前には歓談の時間も設けられており、会員だけでなく見学者を交えながら名刺を交換し、その場で早速ビジネスの話を進める場合もある。

化粧品販売業で同会代表の関広子さんは「TATSUKIチャプターは伸び盛りで、今も新規会員を募集中しています。まずは定例会の見学を通して、会員の熱や活気といったエネルギーを体感してもらえれば」と話している。

また通常の定例会のほかに「フォーカスビジターズデー」と題し、2月9日午前7時からアンフレールで説明会を開催。整体、エステ、接骨院、飲食店の4業種を対象に、同チャプターの活動内容などを紹介する。参加費1,000円。

入会には会員の紹介が必要。入会金2万円、年会費10万円。問い合わせ、見学希望は関さん(090―3251―6429)へ申し込む。