東海愛知新聞バックナンバー

 1月11日【日】

「第九」早くも始動

岡崎の「うたう会」が発会式

岡崎「第九」をうたう会(米津眞会長)が9日、岡崎市甲山会館で平成27年の発会式を開いた。演奏会の会場となる市民会館が改修のため9月から閉館されるのに伴い、今年は例年よりも半年ほど早い6月13日に演奏会を実施。33回目の今回は年明けに始動する異例の早さとなった。(竹内雅紀)

■演奏会は6月

発会式には約70人が参加。前回演奏会(昨年11月23日)のDVD視聴後、ボイストレーナー・松林宏子さんの合唱指導があった。発声練習や名曲「上を向いて歩こう」を通して、松林さんは「言葉を大事にはっきりと」と呼び掛けた。米津会長は「こんなに早い時期のスタートは初めて。来年10月にリニューアルする市民会館のこけら落としの演奏会へつなぐためにも、今年は一生懸命やりたい」と述べた。

演奏会は午後4時から市民会館ホールで。指揮は3年ぶり12度目の関谷弘志さん、管弦楽は名古屋フィルハーモニー管弦楽団。同会は毎週金曜日午後7時から2時間、市民会館を中心に練習を行う。また、2月27日まで会員を募集中(小学4年生以上)。会費は一般1万5,000円、大学・短大生1万円、高校生以下6,000円。

問い合わせは、岡崎文化協会(23―6432)へ。