岡崎市は12日、来年の徳川家康公顕彰400年記念事業(家康公400年祭)の詳細を発表した。夏休み期間中には大阪市中央区の「なんばグランド花月」で岡崎を舞台にした新喜劇が展開され、全国各地に「江戸のふるさと・岡崎」を広める。(竹内雅紀)
新喜劇の公演期日は未定だが期間は1週間。テレビ放映もある。関西地方でのPRキャラバンも同時に行う。岡崎市は今年の岡崎城下家康公秋まつりで家康公400年祭おかざきPR隊長によしもと芸人の「はんにゃ」を任命している。
年明けの1月12日からは「動く広告塔」として岡崎の四季をデザインした名鉄ラッピング電車が運行する。11月15日まで。
岡崎公園内の東照公産湯の井戸取水披露は3月22日、命日(4月17日)5日前の12日は大樹寺で400回忌法要、10月30日〜11月3日には岡崎城まつり、12月23〜26日の家康公生誕祭でフィナーレを迎える。記念シンポジウムは8月9日、11月1日にある。
岡崎城まつりでは岡崎公園多目的広場ににぎわい横丁、迫力ある映像で徳川家康を映像で紹介する半球体などが設置される。また、家康行列や花火大会は特別版になる。
このほか『るるぶ岡崎』やグルメマップ、浜松、静岡市との3市記念切手、3市の寺社・仏閣を巡るツアー、藤川町内での田んぼアートなどもある。
岡崎関連の事業予算は約1億7,000万円の予定。年間約12万8000人の誘客動員を見込む。きょう13日からは3市合同のイベントパンフレットが同市観光課、岡崎商工会議所などで配られる。