岡崎市根石小学校合唱部が10月12日に東京・渋谷のNHKホールで行われる「第81回NHK全国学校音楽コンクール」に出場する。30日に6年生部員15人が市役所を訪問し、内田康宏市長に意気込みを語った。(竹内雅紀)
同部にとっては初めての全国の舞台。7月24日の三河地区予選、8月21日の愛知県コンクール、9月6日の東海北陸ブロックコンクールでいずれも金賞を獲得し、全国切符を手中に収めた。これまでの最高位は昨年の県コンクールでの銀賞だった。
コンクールでは課題曲「ゆうき」と自由曲「お日さま」の2曲を歌う。学校関係者は今年の快進撃を「6年生の力が大きい。3年間培ってきたものが花開いた。先輩たちから受け継いだ伝統を大切にしながら、負けないという強い気持ちが結果につながっているのでは」と分析する。
メゾソプラノパートリーダーの近藤胡桃さんは「夏休みにはいろいろな壁にぶつかって言い合いや涙を流したこともありましたが、何とか乗り越えて成長しました。コンクールまで気を緩めずに練習をします。本番では明るい歌声を届け、会場じゅうを笑顔にして楽しみたいと思います」と抱負を述べた。
内田康宏市長は「好きなことを一生懸命やれば道は開く。夢を大きく持って、積極的に挑戦してほしい」と激励した。
近藤さんを除く市長訪問部員は次の皆さん。
大久保鈴華、松本愛理、岸みらい、玉井忍、中根理得、内田鈴音、志田千晶、原夢羽、齊藤朱音、余郷美央、都築優菜、松田桜、杉本朱里、本多莉子