東海愛知新聞バックナンバー

 9月25日【水】
フットサルW杯招致

岡崎も会場の一つに

県へ要望書

愛知県が平成32年に招致を目指すフットサルワールドカップ(W杯)で、岡崎市はこのほど岡崎中央総合公園体育館をサテライト会場として開催するよう県へ要望した。県内で会場招致を要望した自治体は岡崎が初めて。同年の開催国は28年か29年に決まる見通し。(竹内雅紀)

岡崎市は7月末に、岡崎商工会議所岡崎青年会議所岡崎活性化本部、市体育協会、岡崎サッカー協会、総合型地域スポーツクラブ・ワスパとともに招致委員会を立ち上げた。開催地が愛知県に決まった際には、岡崎がサテライト会場となるよう働きかけることなどを目的に、内田康宏市長を会長として活動。内田市長は「岡崎が会場の一つとなることで、国際交流や地域経済の発展につながると期待している」などとコメントした。

中総体育館は、23年から日本フットサルリーグ(Fリーグ)のプレシーズンマッチで毎年使用されている。今年4月に大村秀章知事が東京五輪と同年に開催されるフットサルW杯の開催地立候補を表明。「やるなら愛知県全体でやっていきたい」などと話していた。

フットサル
1チーム5人以下で競技する。屋内で行われるのが主流でサッカーよりもピッチは小さい。また、ポルトガル語でゴールキーパーを「ゴレイロ」、フォワードを「ピヴォ」などポジションの呼び名が異なる。W杯は平成元年に第1回を開催し、第2回(平成4年)以降は五輪と同じ年に開催している。日本での開催はこれまでにない。