東海愛知新聞バックナンバー

 8月2日【土】

夜空をこがす2万発

岡崎 きょう花火大会

岡崎の夏の風物詩「岡崎城下家康公夏まつり第66回花火大会」がきょう2日、殿橋下流の乙川と矢作川の河畔で開かれる。伝統の三河花火約2万発が打ち上げられ、真夏の夜空を華麗に彩る。荒天時はあす3日に順延となる。(竹内雅紀)

花火大会開催を告げる八号玉が午前9時に矢作川左岸で5発打ち上がる。オープニングは午後6時50分。内田康宏市長のあいさつの後、大仕掛け花火やバリバリと破裂するような音が特徴の笛雷スターマイン、四号玉100発、水上スターマインなどが続く。

音楽に合わせて打ち上がる人気のメロディースターマインは午前7時33分からと8時41分から。岡崎花火組合加盟五社によるコンクールは7時38分、水上花火の「金魚花火」は7時48分、約300メートルにわたって銀色の滝のように見える「銀滝」は8時22分、一直線に並んだ筒から一斉に火柱が上がる「大のし」が8時33分。フィナーレは8時54分から。球状に広がる打ち上げ玉の「水上百花園」、打ち上げ玉を地上で開花させる「地割」、最大級のスターマイン「ジャンボスターマイン」、大スターマイン(矢作川河畔)で締めくくる。

菅生神社前の乙川に浮かべた2隻の鉾船から手筒花火や乱玉、金魚花火が披露される「菅生神社奉納花火」は7時から8時49分まで。

岡崎公園駐車場や観光バス駐車場、岡崎中央総合公園が観覧場所として開放され、岡崎公園多目的広場ではパブリックビューイングが実施される。

周辺では交通規制もあり、混雑緩和のために今年から矢作川右岸の渡橋―美矢井橋間の堤防道路は南進の一方通行に、名鉄東岡崎駅東側の遮断機がある道路が北進の一方通行になる。

花火の情報は専用ダイヤル(0180―99―1133)へ。