岡崎市と幸田町で28日、公営プールのプール開きが行われた。あいにくの曇り空となったが、オープンと同時に多くの子どもや家族連れが来場。少し冷たい水に身を震わせながらも、今年最初の屋外プールを満喫した。9月7日まで。(大山智也)
岡崎市南公園内の市民プールは、午前9時にオープン。気温25度、水温25.1度と少し肌寒さを感じる温度だったが、無料開放日ということもあって9時前から開場を待つ人の姿があった。
計8コースの25メートルプールでは、子どもたちが泳ぐ速さを競い合ったり、保護者の指導で泳ぎを練習したりしていた。
同市明見町から男児2人を連れて来た女性(38)は「少し冷たいですが、子どもたちが喜んでいるので来て良かったです。身近にこうしたプールがあるのはいいですね」と話した。入場料は大人60円、中学生以下30円。営業時間は午前9時〜午後5時。
幸田町のハッピネス・ヒル・幸田内にある町民プールは、午前10時に開場。年間を通して利用できる屋内プールだけでなく、名物のウオータースライダーや流水プールが楽しめる屋外プールが開放されるとあって、開場を待ちかねて多くの人が列を作った。
子どもたちは、歓声を上げながら流水プールへ。水温24.5度のプールに入ると「冷たい!」と思わず声を上げたが、すぐに「気持ちいいね」「楽しい」と言って、泳ぎに夢中になっていた。
全長70メートルのウオータースライダーでは、寝転がったり、浮き輪に乗ったりと、子どもたちがさまざまな滑り方で体験。勢いよくコースを滑り下りると、大きな水しぶきを上げながら着水した。
記念イベントとして町民プールの「シンクロリズム教室」に通う2年生〜5年生の男女12人が息の合った泳ぎを披露すると、拍手が沸き起こった。
入場料は高校生以上500円、小学4年生〜中学3年生300円、小学3年生以下200円。営業時間は平日午後1〜6時、土日・祝日は午前10時〜午後6時。7月21日〜8月31日の夏休み期間中は午前10時〜午後6時。