岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)内に昨年10月開設された岡崎ビジネスサポートセンター(OKa-Biz)への相談件数が3カ月間で285件に上った。市と岡崎商工会議所が連携した“無料相談所”は予想を上回るペースで利用されている。(竹内雅紀)
市と商議所から派遣されたコーディネーター2人が常駐し、週4日(火、木、金、土曜)で販路拡大や経営支援、創業、起業について相談を受け付けている。3カ月の当初見込みは150件だったが、無料や場所の利便性などから予約待ちの状態が続いているという。売上増についての相談が多い中、創業に関する相談は65件と2割超。同所では2月を創業応援月間として、毎週土曜を創業に特化した相談にし、創業セミナーを15、20日に行う。
28日は視察に訪れたオカザえもんを広報担当特別コーディネーターに委嘱。フェイスブックやツイッターを使って同所のプロモーション活動を行う。関連グッズが今や300点を超える人気者は「地域振興の重要な役割がビジネスサポートにはありますでござる」と筆談で披露。相談したいことを問われると「知識として起業の仕方を知りたい…」と笑いを誘っていた。
相談についての問い合わせは、同所(26―2231)へ。