岡崎市男女共同参画推進サポーターすいか隊(鈴木ひろみ隊長)の出前講座「非常食作り」が8日、市六ツ美市民センターで開かれ、六ツ美西部学区女性部(田中美紀部長)の会員24人が、身近な材料で非常食の作り方を学んだ。参加者には「簡単にできる」と好評だった。(大津一夫)
大規模地震など万一の場合に、ライフラインの復旧までの食事を確保しようという企画。炊き込みご飯▽ポテトサラダ▽おやつの蒸しパンがメニュー。
炊き込みご飯は、ビニール袋にコメとニンジン、チリメンジャコ、塩ふきシイタケを入れ、袋の空気を抜いて輪ゴムで縛り、約30分間、熱湯で煮込んだ。
ポテトサラダはカップのスナック菓子に、コーンとマヨネーズを混ぜ、湯を注いでかき混ぜた。
蒸しパンもホットケーキの材料とココア、レーズンをビニール袋入れて混ぜたあと、熱湯で煮た。
講師は、すいか隊の武田清美副隊長ら4人。「万一の場合は食事の準備が大変です。身近な材料で労力も少なくて済む方法を考えてほしい」と呼び掛け、会員の脇に付いて調理の仕方をアドバイス。約40分間で3品を作り上げた。
■すいか隊 平成21年、市男女共同参画推進サポーター養成講座を受講した人たちを中心に結成。「すてきな、いきかた、かんがえよう」の頭文字からとった。女性団体やボランティアグループ、町内会などと連携して、男女共同参画に関連したイベント、企画などを行っている。