岡崎市と岡崎商工会議所は、21日から岡崎公園を中心として「家康公生誕祭」を開く。徳川家康が生まれたとされる26日まで各種の催しがある。イベントの少ない冬の企画として、にぎわいを創出するのが目的。大樹寺と岡崎城を結ぶ眺望線「ビスタライン」が平成21年以来、4年ぶりにサーチライトで照射される。(竹内雅紀)
サーチライトの照射は、平成21年1月31日、2月1日の夜に大樹寺総門から約3キロ先の岡崎城天守まで行われた。今回は岡崎城天守から大樹寺に向けて6日間照射する。時間は午後5〜9時。前回よりも4キロワット多い10キロワットのアークライトを使用する。初日の21日には公園内の二の丸能楽堂で点灯カウントダウンがある。また、大樹寺の山門でも同期間ライトアップされる。
また、公園内では21〜23、26日には、産湯の井戸からえな塚を経由して岡崎城までの約200メートル間に、ろうそく型のLEDライト約500個を設置して「光の回廊」を作る。
能楽堂では21日に武将隊サミット、22、23日にはグレート家康公「葵」武将隊やオカザえもんらが登場して郷土の英雄の生誕日を祝う。武将隊は家康生誕を題材にした演目を披露する。さらに21日から23日は午後3時から、能楽堂前でお汁粉の振る舞いもある。
26日午後4時30分からは、六所神社をスタートし、岡崎公園内の龍城神社をゴールとする「提灯行列」が行われる。
問い合わせは、岡崎市観光課(23―6471)、岡崎商工会議所(53―6190)へ。