岡崎市スポーツ推進委員連絡協議会の関浩会長(70)=羽根町=がこのほど、和歌山県で開かれた全国スポーツ推進委員研究協議会で、長年にわたる地域スポーツ推進の功績が認められ、スポーツ推進委員功労者表彰(文部科学大臣表彰)を受賞した。岡崎市では初めての受賞者となった。(竹内雅紀)
関さんは平成元年4月から現在まで25年間、スポーツ推進委員を務めており、会長職は15年から。地域スポーツのコーディネート役として、年齢を問わずに取り組める新しいスポーツの普及や指導に尽力してきた。グラウンドゴルフやソフトミニバレーがその代表例だ。
関さんは「スポーツ人口が増えたのは素直にうれしい。今後も気軽に取り組めるスポーツ、特に男性の団体スポーツの指導に力を入れたい」と抱負を語っている。
スポーツ推進委員は各学区の社教委員長がスポーツに精通した人を推薦して、市教委が委嘱する。任期は2年。平成23年7月までは体育指導委員の名称だった。現在、市内には119人の委員がいる。