東海愛知新聞バックナンバー

 10月25日【金】

基本構想に意見募集

岡崎市制100周年 市民参加型で記念事業

岡崎市はこのほど、市議会の特別委員会とともに進めてきた3年後(平成28年)の市制施行100周年記念事業の基本構想案をまとめた。11月6日から1カ月間、パブリックコメントを募集する。

同案では、基本理念を「市民と創る、新世紀岡崎」とし、徳川家康を活用し、岡崎のブランド力を高めた市民参加型の祝祭を基本方針に掲げる。記念式典は市制施行記念日の7月1日に実施。また、記念事業は4月1日から平成29年3月31日までの1年間を期間とし、多くの市民参加を促すものを目指す。庁内組織の推進本部や岡崎活性化本部内の推進部会が中心となって事業や連携事業を進めるほか、実行委員会形式も検討する。プレ期間は平成27年1月1日〜平成28年3月31日。

100周年記念事業の広報、PRについてはロゴマークやマスコットの作成などを検討事項に挙げる。担当者は「まずは市民の皆さんに3年後が100周年ということを認識してもらいたい」と話している。

同案は市役所企画課などで閲覧できる。パブリックコメントは、住所、氏名、連絡先を記入し、ファクス(23―6229)など提出。市のホームページからも可。問い合わせは、企画課(23―6648)へ。(竹内雅紀)