今年度の楽天IT学校に選ばれている県立岡崎商業高校で20日、インターネット販売に関する3回目の授業が行われ、生徒30人は自分たちが販売する商品のウェブページ構成を考えた。
まず、先月試食した3種類のコメの中から売りたい商品を決めて企画書を作成、各グループで発表した。
講師で楽天社員の森川麻衣子さんは「売れるページを作りましょう。商品ページは年中無休の営業マン。分かりやすく、親しみやすく、相手が買いたくなるような工夫を」と呼び掛けた。
生徒はグループ単位で、商品の長所や購入後の幸福度など伝えたい情報や、購入時にクリックする「買い物かご」の位置を真剣に話し合った。ネット販売の実践開始は11月末ごろから1カ月間の予定。
また、楽天はこの日、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として同校に電子書籍閲覧用専用端末「kobo Touch」を140台寄贈した。(竹内雅紀)