岡崎アート広報大臣のオカザえもんが27日、おかざき世界子ども美術博物館を訪れ、子どもたちと一緒に館内の親子造形センターでコースターを作った。人気ご当地キャラが登場すると、来場者が笑顔で取り囲み、交流を楽しんだ。(大山智也)
同センターでは、普段から絵画、粘土、工作、EBアートの4教室で、各教室の特徴を生かした作品づくりを体験できる。今回は子どもたちに夏休みの思い出を作ってもらおうと、若者を中心にブレークしているオカザえもんを招いて交流イベントを開催した。
午後2時、オカザえもんがEB教室に登場すると、待っていた100人以上の子どもと保護者から歓声が沸き起こった。あいさつもそこそこに席につくと、オリジナルコースター作りを始めた。
子どもたちが間近で見守る中、円形の石こう板に青、赤、黄、ピンク、水色の5色を使ったカラフルな模様を描いた。仕上げに職員が表面を樹脂でコーティングし、コースターを完成させた。
この後は施設内を巡りながら、来場者からのサインや記念撮影の希望に快く応じるなど、ファンサービスも欠かさなかった。
サインをもらった女児は「初めはあまり好きじゃなかったけれど、間近で見たら好きになった。サインをもらえてうれしい」と話し、オカザえもんは「おかざき世界子ども美術博物館は、親子で一緒にアートが楽しめるところ。ぜひ来てほしいでござる」と筆談でPRした。
オカザえもんは、この日制作したコースターを同館に寄付した。サイン色紙と合わせてEB教室で展示される予定。