岡崎に住む外国人向けの情報紙「おかざきニュース」の英語版が4月号で500号を迎えた。21日午後2時から市図書館交流プラザ(りぶら)で感謝を込めて記念交流会を開く。(岩月健)
同紙は平成3年、友人の米国人から「外国人向けの情報紙があったら」と言われた現編集長の山本純子さん=岡崎市材木町=が発行を決意。市政だよりを中心に日本の伝統行事や文化の紹介などを内容とした第1号を同年7月1日の市制記念日に発行した。
現在は、英語版のほかポルトガル語版が200号を、中国語版も44号を数える。A4判6ページの編集には18人のボランティアが情報収集と翻訳に当たり、休日診療や催し物案内など生活に役立つ情報も充実している。
交流会は2部構成で、第1部がセレモニー、第2部が交流を深める茶話会。山本さんは「始めたばかりの頃は何もかも1人でやらなければなりませんでしたが、21年の間に多くの方とご縁をいただいて続けることができました」と感謝で振り返っている。
参加費は大人500円。子どもは無料。申し込みと問い合わせは、おかざきニュース(090―9906―4396)へ。