東海愛知新聞バックナンバー

 3月26日【火】

岡崎副市長に寺田氏選任へ

定例会最終日に提案

岡崎市は25日、武田憲明副市長(61)の辞職に伴う後任に寺田雄司総務部長(60)を充てる方針を発表した。27日の市議会3月定例会最終日に選任同意案を提出する。同意されれば任期は4月1日から4年間。武田副市長は任期を1年3カ月残して3月31日付で辞職、寺田総務部長は同日付で定年退職する。

寺田氏は昭和51(1976)年4月に市役所に採用され、総務文書課長や税務部長などを経て、平成22年4月から現職。内田康宏市長は記者会見で「人望もあり、法律にも明るい。周囲からも賛同をもらった。私が気付かない点への目配り、法律的なアドバイスを期待したい」と述べた。

この時期の交代については「就任当初は市の経緯を知りたく、武田氏にはきりのいいところまで継続してもらいたかった。年度末がベター」と話した。