東海愛知新聞バックナンバー

 3月7日【木】
23日 JR岡崎駅東口

岡崎・驛マルシェ

にぎわい復活に市場

JR岡崎駅東口ロータリー南の駐輪場跡地で23日、地域活性化イベント「岡崎・驛(エキ)マルシェ〜三河のてまひま」(岡崎えきまえ発展会主催)が開かれる。駅前の区画整理が進むなか、かつての“にぎわい”を取り戻そうと1日限定で 「市場(マルシェ)」 を設ける。(竹内雅紀)

当日は、48店が出店。西三河産の素材を生かした飲食物や手作り雑貨など手間暇かけたこだわりの逸品が並ぶ。さらにかつての駅周辺の様子を撮影した写真も展示される。出店者の約半分は岡崎市内に拠点を置く店や企業。

駅周辺が発展していた時代をイメージして旧字体の「驛」を使った。また、フランス語で市場を意味するマルシェは、おしゃれな雰囲気を出すために付けられた。

岡崎えきまえ発展会は駅東地区の商店や事業所などの50人で組織。前身の「岡崎駅前発展会」が区画整理や時代の変化などの影響で活動休止になっていたため、4年前に有志が集まって結成。駅周辺の案内地図作成や地元イベントへの協力をしてきたが、イベントの主催は今回が初めて。駅周辺で4、5年前まで「4」と「9」がつく日に開かれていた「四九市(しくいち)」を若者向けにアレンジした形で行う。

会長の新美明彦さん(47)は「少しでも多くの人に参加してもらい、駅前への愛着や誇りを持ってもらいたい。これを機に、かつてのにぎわいを取り戻せたら」と話している。

雨天決行。午前10時〜午後4時。臨時無料駐車場が50台分用意されている。問い合わせは、新美会長(51―3230)へ。