東海愛知新聞バックナンバー

 1月20日【日】
家康公400年祭

大樹寺で成功を祈願

岡崎・静岡・浜松の商議所関係者

岡崎、静岡、浜松3市の行政と商工会議所で構成する徳川家康公顕彰400年記念事業推進委員会が19日、徳川将軍家の菩提寺である岡崎市鴨田町の大樹寺で、家康公400回忌に向けて展開していく記念事業(家康公400年祭)の成功を祈願した。(今井亮)

一足早く委員会を立ち上げた静岡、浜松両商工会議所の役員らが、プレ事業の一環で岡崎への訪問を企画。同寺で岡崎商工会議所の役員らも合流し、総勢46人が参拝した。

岡崎商議所の古澤武雄会頭は「3市一体で事業を成功させたい。皆さんと祈願することを嬉しく思う」と一行を歓迎。静岡商議所の後藤康雄会頭は「祈願を契機に事業が盛り上がり、大きなうねりになることを願う」、浜松商議所の御室健一郎会頭は「家康公の偉大さを後世に伝え、各地域の活性化につなげたい」と語った。

続いて堀田岳成貫主による読経の中、焼香した。参拝後は同寺の本堂、岡崎城、三河武士のやかた家康館などを見学した。

委員会の中で3市が発足させた各部会では、具体的な本事業を検討中。岡崎部会は平成27年度の本事業に向けて、来年度からプレ事業を展開する。2月には配布物などに使用する統一のロゴマークを決める。