岡崎市シビックセンター・コロネットで9日に行われる「クリスマスゴスペルコンサート」で亀渕友香&VOJAと共演する市民ら60人が、本番に向けて練習を積んでいる。10〜60代の参加者は「本番では練習の成果を発揮したい」と意気込む。(竹内雅紀)
市民のゴスペルコンサート参加は「ゴスペルワークショップ」として2年前から始まり、今年で3回目。市内外の男性8人、女性52人が集まり、10月20日からレッスンがスタートした。
本番での課題曲は「ジョイフル・ジョイフル」と「アイ・サレンダー・オール」の2曲。ゴスペルシンガー・亀渕友香さん率いるコーラスグループ「VOJA」のメンバー、門馬綾子さんが指導。門馬さんは口を大きく開けて言葉をしっかり発音することを中心にアドバイスし、振りも付けている。
「本番までわずかとなったが、皆さんが曲をつかんで余裕が出てきた」と評価し、「当日は奇跡と感動を来場者に与えてほしい」とエールを送る。
メンバー最年少で今回が初参加の岩津小学校6年の谷本陸君(12)は、「歌が好きでお母さんと一緒に参加しました。本番ではうまく乗り切りたいです」と意欲的。また、最年長で3年連続の参加となる豊田市寺部町の主婦今井久子さん(67)は「門馬先生の指導がとても素晴らしい。幅広い年代と人数で、いいハーモニーができる」と笑顔で話す。
9日の本公演は午後3時から。チケットは全席指定で3,000円。前日8日夜にシビックセンター交流広場で開かれる「イルミネーションコンサート」にも出演する。
問い合わせは、同センター(72―5111)へ。