岡崎市三島学区福祉委員会(山田鑛二委員長)は18日、同市明大寺町の六所神社斎館で「健康安全教室・ふれあい会食会」を開いた。
学区内の75歳以上の独り暮らしのお年寄り、80歳以上の夫婦と、同委員会の会員合わせて110人が参加した。健康安全教室には、「笑いヨガ」の普及を進めているラブリーおかざき笑いクラブを主宰する山森操子さん(51)=東蔵前1=を講師に招いた。
山森さんは「笑うことは体を活性化させます。自然の笑いでも、つくり笑いでも効果は同じです」と話し掛け、手をたたきながら大きく伸びをしたり、隣同士で笑い顔を見せ合ったりした。
最初は緊張した表情だったお年寄りは、体全体を動かすうちに笑顔が広がり、「ワッハッハ」と大きな声でヨガを楽しんでいた。
「笑いヨガ」は17年前、インドの医師が考案。最初は5人で始まり、現在は世界70カ国に広まっているという。
福祉委員の1人は「笑うことで、お年寄りの顔が明るくなりました。日常生活の中で簡単に実践できそうです」と話していた。
午後からは福祉委員会の会員が二胡やピアノ演奏を披露したり、全員で「ふるさと」を合唱したりした。
同委員会では、こうした健康安全教室を年1回開催している。