東海愛知新聞バックナンバー

 8月10日【金】
新香山中カヌー部

■全国大会で大活躍

岡崎 3年生9人が優勝や入賞

全国中学生カヌー大会(7月27〜29日、山形県)で優秀な成績を収めた岡崎市新香山中学校カヌー部の3年生9人が8日、岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長や江村力教育長に結果報告をした。(竹内雅紀)

9人は、カヤック4人乗りで優勝した髙坂晴香さん、河合舞果さん、鈴木さくらさん、倉橋美帆さん、カヤック2人乗りで3位に入った吉竹紗矢栞さんと河澄さくらさん、カナディアン1人乗りで準優勝の綿幹弘君、カナディアン2人乗り3位の谷口冬弥君と高倉啓輔君。

髙坂さんと河合さんは2人乗りでも優勝、鈴木さん倉橋さんペアが準優勝。カヤック2人乗りは同校が1〜3位を独占したことになる。髙坂さんは1人乗りでも3位入賞した。

高校生とペアを組んで国体に出場予定の髙坂さん以外は今大会で引退。半数近くが高校での競技続行を希望しており、ロンドン五輪のカヌー競技もテレビ観戦していたという。トリプル入賞の髙坂さんは「2人乗りと4人乗りは、互いに励まし合いながらこぎました。みんなの努力が報われたと思っています」と振り返った。

同校カヌー部は全国大会の常連校。カヤックは左右両側にブレード(水かき)がついたパドル(櫂)、カナディアンは片側にしかブレードがついていないパドルを使用する。ロンドン五輪では豊田市出身の羽根田卓也選手(25)がカナディアン1人乗りで7位入賞の快挙を果たしている。